健保向けサービス

コンサルティング サービス

保健事業の最適化支援

健康保険組合や企業が抱える保健事業・健康管理に関する課題を解決するため、豊富な経験と専門的な知見に基づいたコンサルティングを提供しています。

事業推進や目標達成に向けた業務支援も幅広くバックアップ。毎月の訪問面談を通じて現場の課題を丁寧に共有しながら、保健事業費の適切な配分と費用対効果を高める効率的な保健事業の最適化を一緒におこないます。

健保支援のプロに相談を

健診やレセプトなどのデータ分析をはじめ、保健事業の企画立案・実行支援・効果検証までを一貫してサポート。健保組合に特化した経験豊富なコンサルタントが、現場の状況に寄り添いながら、実効性のある保健事業の最適化と費用対効果の向上を支援します。

コンサルティングメニュー例

  • 24時間いつでも相談可能

    急な相談や確認事項にも対応可能な体制でいつでもご相談いただけます

  • 契約に応じた業務支援

    ご契約内容に応じて保健事業の実行や運営面の具体的な支援をおこないます

  • レセプト解析

    医療費データを詳細に分析し課題の見える化と重症化予防に向けた提案をおこないます

  • 健診データ解析

    健診結果をもとに健康リスクを評価し対象者の抽出と支援計画の立案に活用します

  • Wellくん活用

    生活習慣病の発症・重症化予防に向けたツールとして「Wellくん」を活用します

  • 保健事業計画と実行支援

    目標達成に向けて計画立案から実行支援、関係機関との調整まで幅広く支援します

  • 効果測定

    保健事業の実施後に成果や改善効果を数値で評価し次年度への活用を支援します

  • 各種調査

    生活習慣・意識・満足度などを把握するためのアンケート調査や分析を実施します

  • 各種資料作成

    組合内外への説明に使える提案書や報告資料をニーズに応じて丁寧に作成します

ご契約までの流れ

1. 面談

ご相談内容を90分無料で丁寧にヒアリングいたします

2. 見積り

内容に応じたマスタープランとお見積りをご提示します

3. ご検討

提案内容をご確認の上、御社内でご検討、ご相談ください

4. 発注

ご検討後に正式なご発注の意向をお知らせいただきます

5. 契約

契約書を締結しサービス内容と進行を最終確認します

6. 業務開始

契約締結後にコンサルティング業務を開始いたします

コンサルティング事例

成功事例1:医療費発生状況の改善

レセプト・健診データの詳細な分析をもとに、対象者の抽出、リスク評価、行動変容支援の優先順位を明確化。課題に応じた受診勧奨や保健指導、生活習慣改善支援を段階的に展開しました。

特に、スーパーハイリスク者への個別対応や継続的なフォローアップを通じて、重症化の抑制と早期受診の定着を図ることができました。

これにより、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった生活習慣病に起因する医療費の発生が前年よりも減少。

医療費全体の構成に変化が見られ、重症者への高額医療費が集中する傾向が緩和されました。

科学的根拠に基づく支援が医療費適正化に寄与した好事例といえます。

成功事例2:保健事業の見直し

保健事業の実施内容や対象範囲、提供方法などを一つひとつ見直し、必要性・効果・費用対効果を精査。パンフレットの電子化や助成条件の見直しなどをおこない、年間約4,300万円(43百万円)のコスト削減を実現しました。

見直し初年度プラン 料金 (千円)
30周年記念品 → 次回以降中止 ▲ 3,862
某社の特定保健指導システム(階層化と申請に使用) → 使用中止 ▲ 444
案内パンフレット → Webサイトで代替 ▲ 2,967
パンフレットの発行 → 2回の発行をWebサイトとメール配信で代替 ▲ 772
生活習慣病健診 → 費用単価2万1千円を1万円/人に変更 ▲ 7,415
人間ドック → 自己負担ゼロから自己負担1万円へ変更
原則は無し、30~34歳の定期検診+がん検診に変更
▲ 14,238
優相談窓口 → 契約主体を本人事前に変更 ▲ 986
インフルエンザ予防接種 → 10歳未満の子供は無料にし、それ以外は自己負担 ▲ 7,805
レセプト点検委託 → 中止 ▲ 500
ハイキングイベント → 中止 ▲ 760
スポーツ施設利用補助 → 減額 ▲ 3,600
年間削減可能額の総計 ▲ 43,349
健診項目の見直し(弊社より提案)
  1. 定期検診に血中クレアチニンを入れる。
  2. 34歳以下の定期検診に関しては30歳・25際・20歳・それ以下の入社時健診4回を節目健診とし、
    若年性肥満や若年性生活習慣病予備軍を把握する。その後対象者のみを毎年検査する。
  3. 40歳以上の人間ドッグは原則廃止し、30~34歳の定期検診+がん健診(胃部レントゲン・便潜血
    前立腺肥大者に対するPSA・肺機能・腹部超音波・HBs抗原・HCV抗体)とする。
  4. 眼底検査は、血圧高値者、またはHbA1c高値者に限り行い、35歳以上を全員対象とすることは中止。
    子宮頸部の細胞診は20代・30代の女性は希望者全員に行う。
  5. 乳房健診は自己触診を啓発してそれに変える。
  6. 乳房超音波は30代から2年に一回(または毎年)実施する。必要に応じてマンモグラフィー検査を併用。
    マンモグラフィー検査は原則40代の女性全員に2年に1回(または毎年)実施する。
  7. 必要に応じて 超音波検査を併用。

成功事例3:医療費の削減

圧倒的に風邪やインフルエンザに感染しやすい10歳未満の子の罹患率を下げるために、その母親にインフルエンザ予防グッズと具体的予防法をわかりやすく解説した資料のセットを配布しました。成功のポイントはインパクトのある情報と具体的なグッズの提供です。

  • レセプトデータ分析の結果(*円グラフ参照)

    平成18年度風邪にかかった医療費5,300千円(子供が多い)

  • レセプトデータ分析後の施策

    被保険者への予防接種を中止し、家族に風邪予防セットを配布した

  • 施策によって得た成果(*棒グラフ参照)

    風邪・インフルエンザの医療費を約15%削減することに成功

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